面接で「偽りの自分」を演じた結果●●・●●●企業側が、「熟考の末、会社にとってプラスになる将来性のある人材を採用したい」と真剣に採用に取り組んでいたとしても、ミスマッチは起こります。
そういう不幸な事例の原因のひとつに、「面接で偽りの自分を演じた結果、採用されたケース」があります。
これは、面接で採用側に気に入られようとして、その会社がほしがっている人材像になりきってしまうために起こるケースです。
例えば、デートの相手がずっと心に思い描いてきた理想のタイプだった場合、自分のことを気に入ってもらいたいあまりに、相手に話を合わせたり、相手の好みの人物像であるように振る舞ってしまいますよね?
このように、面接でも相手の期待に応えようとするあまり、数値化できないことや証明できないことを「できる」「やってきた」などと過剰に演出してしまうのです。
具体的には、次のような例があげられます。
「ホームページの作成は経験あります(本当は更新だけ)」「海外アーティストのアテンドをしました(本当は来日時のお世話をしただけ)」このような、ちょっとした「演出」をちりばめた結果、採用担当者も「まさに、我が社が求めていた人材」と思って採用を決定します。
しかし、面接で演じた偽りの自分は、長続きしません。
入社後、しばらくたつと、面接をした上司も「面接のときの話とは違うのではないか?」と感じ始めるでしょう。
採用された側も演じ続けることに疲れ、「自分には合わない会社なのかも……」などと違和感を覚えはじめます。
このように、面接で自分を偽ったことが、これからの会社生活を狂わせる可能性もあるのです。
これは、自分のタイプの相手が「ベジタリアンの人と結婚したい」と言ったので、つい「自分もベジタリアンです」と偽ってしまった。
念願かなって結婚することができたが、本当は肉も魚も大好物なので、野菜中心の食生活が非常に辛い。
ある日、友達と焼肉を食べに行ったのが相手にばれて、2人の間に溝ができてしまった……というパターンに似ています。
「その企業に入りたい」という思いは大切です。
でも、転職後もスムーズに仕事を続けていきたいのであれば、「等身大の自分」の姿で採用してもらうことが必要なのです。
その場の雰囲気に流されて自分を演出してしまったとしても、「努力でカバーできる範囲」にとどめる冷静さが求められます。
本当は感情的な理由なのではないか?。
毎日同じ会社に通い、同じ人たちと一緒に仕事をしていれば、「理不尽な出来事があった」「激務に忙殺されて心身ともにクタクタ」「気の合わない同僚がいる」などと些細な理由がきっかけで衝動的に「転職したい」と思うこともあるでしょう。
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